所在地	新潟県村上市	落差：55m	幅：10m
初訪問日	2010/7/31	掲載写真撮影日	2010/7/31
難易度	◆◆◆◇◇ 登	評価	★★★★

「鈴ケ滝」へと向かう県道205号線から、林道 高根線へ。 さらにダートの林道 鈴川線を3.5km。ようやく辿り着いた「鈴ケ滝」駐車場。 ここからは歩いての散策となる。 入口付近の「鈴の小滝」を通過し、10分弱ほど歩くと吊り橋がある。この橋を渡り、 そこからは5分弱の登り道。息を切らしながら登り切れば、目の前に 素晴らしい美瀑「鈴ケ滝」が観瀑できる。 前方の絶壁から流れ落ちる落差55mの姿は、巨大な岩壁の左手側を流れ落ち、 その流れは岩肌の形状に沿って、ところどころ方向を変える。 落水の描く白い線はしなやかで女性的な印象の分岐。 絶壁のスケールが大きい分、その中にあるしなやかな流れが、 より一層、美しく感じられる。 また、滝壺まで、滑りやすい踏み跡程度の階段を下りれば辿り着くことができ、 滝の水しぶきを感じながら、この大瀑を見上げることもできる。 日本の滝100選であることが納得の滝である。 なお2013年現在、林道 高根線は土砂崩れのために通行止めらしく、 この滝を見ることは厳しくなったらしい。 心から復興を願います。