十二滝[全貌]

所在地山形県酒田市 落差:40m 幅:***m
初訪問日2009/8/29 掲載写真撮影日2009/8/29
難易度◆◆◇◇◇ 評価★★★★

酒田市(旧平田町)にある名瀑。 国道345号線から県道365号線に入り道なりに進むと、道は県道362号線になる。 あとは案内に従い鹿島神社付近より林道へ。 国道からおよそ10kmほど。 専用駐車場は二つあるので、道を進んで奥の駐車場に停めると良い。 駐車場から舗装道を少しだけ進むと、遊歩道の階段の入口。 この階段を下りきると、滝壺に到着する。駐車場より徒歩5分強。 滝壺から見える滝の姿は2股に分かれる滝。それぞれ10mほどの大きさ。 実はこの2つの滝は最下段の滝。右側が「河原滝」、左側が「芯の滝」と命名されている。 しかも、左側の「芯の滝」のさらに左には以前、もう一つ「合格滝」という滝があったらしいが、 現在は涸れてしまいその姿を確認できない。この3つの滝が最下段の滝。 実は「十二滝」はその名の通り、大小、十二の滝で構成された全体で40mほどもある滝なのだ。 この滝壺から、さらに登りの遊歩道があり、100mほど上がると全体像が見える観瀑台に付く。 とはいえ、見える部分は7つのみ。 滝壺から見ることができた「河原滝」「芯の滝」、涸れている「合格滝」。 その上にある「九の滝」「蛇の滝」「火楊滝」「抱き帰り滝」と、木々に隠れながらも遠望ができる。 ちなみに、さらに上には「南滝」「天狗滝」「白紙垂の滝」「てんつき滝」「水汲滝」と続いて、 全部で12個の滝となるらしい。非常にスケールの大きな名瀑である。

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