四時の滝

右岸から

所在地福島県いわき市 落差:4m+5m 幅:8m
初訪問日2012/6/30 掲載写真撮影日2012/6/30
難易度◆◆◆◇◇ 評価★★★

四時渓谷の案内に従い、国道から林道へ入る。 そこからぐるっと回るように林道を進むこと10分弱。 四時川を渡る橋で左折し、さらに進むと不動沢と四時川の出合う場所がある。 発電所がある場所である。 ここに車を駐車し、あとは歩きになる。 以前は車で進めたかもしれないが、現在は道が壊れ、崖が崩れ、 土砂が流れている、ほぼ崩壊状態の舗装路。 四時川に沿い下流へと歩くこと10分弱で、渓谷に降りる遊歩道がある。 朽ちたキノコのオブジェが設置されている部分。 これより渓谷に下りて橋を渡って、四時川の左岸を10分弱下っていくと、 「四時の滝」の観瀑できる東屋が設置されている。 ただし、現在はここまでの道も一部、崩落しているので自己責任。 東屋からでは木々越しに滝が見えるだけなので、あとは踏み跡を使って、 なんとか渓谷へと降りる。 そこからは上段の横顔が見えるのだが、このあと、さらに下流へと岸伝いに進み、 全貌を見ることもできた。 上段が4m程度、下段が5m程度で、非常に大きな淵を持つ、豪快な二段の滝。 ガチガチした白っぽい渓谷の岩岩が美しく特徴的だった。 ただ、日当たりが良い位置にある滝のために、撮影は一部が光ってしまい難しい。 以前はもう少しアプローチが簡単だったのだろうが、 壊れた場所がそのままになっているようで、今後はますますアプローチが 難しくなるだろう。10分程度と聞いていたが、現在の状態で、 実際には徒歩20分弱はかかってしまう。

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