所在地	長野県生坂村	落差：6m+10m	幅：3m
初訪問日	2016/5/4	掲載写真撮影日	2016/5/4
難易度	◆◇◇◇◇ 踏	評価	★＋

県道55号線と国道19号線の交わる場所に『山清路公園案内図』があり、 ちょっとした景勝地になっている。 犀川右岸の道は断崖崩落のため通行ができなくなり廃道となっている。 この廃道に強引に入り込み、崩落した岩を避けるように進むと50mほどで支流が流れ込んでいる 場所があるので、その支流に目をやる。 廃道沿いではあるが、支流の落ちる谷間の奥を眺める感じになる。 廃道からでも一応、滝であることは確認できるが、非常に見にくいので、 崩落した大岩や土砂を乗り越えて、滝ギリギリまで近づいてきた。 非常に形状の面白い滝で、45度くらいの角度で10mほど流れ込む斜瀑があり、 その上部にスダレ状に落ちる落水と落水の裏には洞穴のようなものが見えた。 全体で15mくらいといったところだろうか。 本当は、上部の洞穴のところに近づきたかったが、手前の斜瀑を登るのが困難そうだったので、 残念ながら近づくことはできなかった。 もしかしたら上部の洞穴(おそらく裏見ができるかも)に仙人でもいたという伝説でも 残っているかのような趣きのある姿だった。 落水が非常に少ないのが残念だったが、もしもっと水量が多ければ、 滝自体が崩落してしまいそうな、そんな姿だった。