大滝(そり滝)

所在地静岡県藤枝市 落差:20m 幅:***m
初訪問日2014/7/19 掲載写真撮影日2014/7/19
難易度◆◆◆◇◇ 評価

県道81号線から『白藤の滝』の案内に従い進むとの大小七つの滝の滝群『白藤の七滝』がある。 専用駐車場に停め、下流より散策することもできるし、幅の狭い車であれば、 別な場所より、それぞれの滝に多少時間短縮でアプローチすることもできる。 「大滝(そり滝)」に一番近い駐車スペースは、沢の西の細い農道のような狭い道を進み、 「井の滝・弥助の滝」案内に従って行ける場所まで進む。ちょうど道沿いに果樹園がある。 道は入り組んでいるが、案内がしっかりしているので迷うことは無い。 車を止めて歩き始めるとすぐに「雨乞いの滝」と「井の滝・弥助の滝」の分岐。 ここを「井の滝・弥助の滝」の案内に従い、幅の狭い鬱蒼とした散策路へ入り込む。 5分程度歩くと「弥助の滝」の看板があり、小さな橋を渡って進むと「井の滝」の方向を示す案内。 丁度その地点は、はっきりとした作業道と、涸れ沢の上流に向かうような微かな踏み跡の 両方があり、「大滝(そり滝)」は、はっきりとした作業道の方を進む。 ここを進んでいくと、途中で「大滝」の看板がやっと登場する。 看板が登場してから、程なくして「大滝」の方向を示す看板が再び登場するが、 ここからは道ではなく、虎ロープを頼りに急斜面の竹やぶの中を降りることになる。 かなり急斜面なので注意が必要。5分程度急斜面をロープを頼りに一気に下ると、 竹やぶの向こうに「大滝」の一部が見えてくる。 もしかしたら、さらに降りれば滝壺まで行けるのかもしれないが、 滝の周囲は倒木に覆われていて、滝壺に降りると、倒木で見えなくなると判断。 そのため、斜面の途中かから竹やぶ越しに滝の一部を撮影するに留めた。 沢の傾斜に沿って、僅かな水が分岐しながら流れおちる形状の滝のようだ。 なお、この滝は『白藤の七滝』のメインの滝「白藤の滝」の上流の滝となるようだ。 ただ「白藤の滝」を巻いて登ることができないために、このルートしか、見る術が無いと思われる。 急斜面を下ったり、かなり鬱蒼としている場所を20分くらい歩いてのアプローチになるために、 単独では心細く、山慣れしていない人にはオススメできない。

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