日本の滝100選の思い出 #010 仙娥滝 (山梨県甲府市)

「乙字ヶ滝」のときご一緒した地元の友人と、2008年の8月に どこか、それなりの場所まで行きたいねってことで、 一般道のみを使って秩父方面へ足を運んだ。
奥秩父からトンネルを抜けて山梨県三富村へ。
この付近には「七つ釜五段の滝」があるが、この当初、まだ長い距離を歩くことに 慣れていなかったり、時間もすでに午後であったためにパスして、 三富村にある「一の釜の滝」や「雷の不動滝」などを散策した。

あれこれしているうちに午後3時。
この時間ならば、もしかしたら「仙娥滝」のある昇仙峡に行けるかも!? ...そう思い、三富村から国道を降りて、甲府市内へ。
そんなとき、まさかのスコール!!!
甲府市内の中心地で、一瞬立ち往生してしまうような大雨に降られた。

どうなることかと思いつつも、甲府市内を抜けて、なんとか昇仙峡に向かう県道へ。 そのころには、先ほどのスコールが嘘のように上がっていた。

そして午後5時に、ようやく昇仙峡の駐車場へ。 なんとか着けたといった感じだった。

<2008年8月11日撮影 昇仙峡の崖>

さて「仙娥滝」だが、驚くほどアプローチは簡単。
徒歩3分の超お手軽滝。

駐車場からお土産店を見ながら、遊歩道を進むといきなり登場。

<2008年8月11日撮影>


岩の間を落ちる形の良い滝。 落差こそ、小さいものの、なかなか絵になる滝だった。

また、滝を見た後は、ちょっとだけ下流まで遊歩道を歩いてみた。
下流には「雪虹の滝」「不動滝」の2滝があるらしいが、 おそらくこれかな?という感じで「雪虹の滝」は確認できたが、 「不動滝」はイマイチどれなのか分からなかった。

2014年現在、まだ一度しか訪問していない滝であるが、 ぜひ今度は、昇仙峡をゆっくりと歩いてみたい。

(2014年8月12日 掲載)

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