日本の滝100選の思い出 #007 払沢の滝 (東京都檜原村)

この滝に初めて足を運んだのは2008年3月。 自分が滝巡りを始めたのが2006年の秋なので、1年半くらい経ってからのこととなる。
もともとは、茨城県内の滝だったり、栃木県の滝だったり、 比較的、家から近い場所の滝を、いろいろと巡ることからスタートしたため、 実は東京都の西部に足を運ぶのも、この日が始めてだった。 そのため、この方面に行くには首都高を抜けるのがベストだと思ってしまい、 順帯に巻き込まれながら、お昼前にようやく、あきる野市に到着。
また、滝巡りのビギナーだった頃なので、それこそ、奥多摩・あきる野・檜原方面には、 こんなにもお手軽に見れる滝があるだということで、 あきる野市から順番に、行けそうな滝を訪問する過程で、この滝にも足を運んだ。

完全な観光滝で、駐車場から、土産屋の並ぶ遊歩道を15分弱も歩けば到着できる滝。 落差は60mということだが、実際に見える部分は20m程度。

<2008年3月22日撮影>

訪問時は知らなかったけど、この滝は全部で4段の滝で、普通の観瀑スペースから 見える部分は下二段のみ。 それでも、初心者だった自分には、十分に見ごたえのある滝だった。

そういえば、この滝の思い出としては、初めて訪問した2008年3月。 友人と一緒で、三脚などを持っていなかったので、一眼レフを使って 写真を撮影していたご年配の方に、記念写真をお願いした。 これが...突っ込みまくりの展開を見せた。
どうやら一眼レフは扱えても、デジカメは扱えない方だったようで、 片手でデジカメを持ったご年配の方は、シャッターを押す度に、 ご自分の指の力でカメラが大きく動く有様。 そのため、撮っていただいた写真は、ブレまくり。
一番凄いのは、地面が写っていた。 どうして一眼レフを扱えるのに、デジカメがこんなにも扱えないの?って、 今では、これも良い思い出です(笑)

そんな「払沢の滝」はその後も何度か訪問。
中でも一番は、新緑の季節に訪問したときの姿。

<2011年5月4日撮影>


最初に訪問した3月よりも、新緑が色を添え、緑が映える滝だった。

この日から、5月が来るとどうしても奥多摩方面に行きたくなって、 毎年、GWあたりには一度、奥多摩方面の滝に足を運んでいる。

(2014年8月12日 掲載)

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