滝巡りをするようになって、数え切れない回数で行っている群馬県。 しかしその群馬県ですが、茨城に住んでいる自分には、それまで縁がない場所。 例えば、ドライブするならば栃木県。コンサートなどで遊びに行くなら東京方面。 茨城県から真西へ栃木県を越えて、群馬県に行く機会が、無かったんです。 意識的に避けていたわけではないのに、なんと群馬県に初めて足を踏み入れたのは、 滝巡りを始めてからで、2007年8月29日。 そしてこの日に訪問した滝が『日本の滝100選』の「吹割の滝」。 当日、ふと車に乗ったのが、すでに正午ごろ。 なんとなく西へ西へ車を走らせ、これは群馬に行けるかなと、その頃はまるで土地勘のない道を、 地図を頼りに走行。 午後2時頃、車内で地図を眺めながら「ん、これは、吹割の滝に行けるかも....」と、 そう思いながら、群馬県みどり市から沼田市へ抜ける県道を走りました。 駐車場に着いたのは午後4時。 今でこそ、遠征は当たり前になっているけど、当時、 独りドライブで群馬県沼田市まで来たというのは、かなりのロングドライブ。 さて、完全に観光地になっている「吹割の滝」は、夕方に単独訪問でも、何の問題も無し。 そして何より、自分を驚かせたのは、滝に至るまでの独特な渓谷の雰囲気。 自然がこんな世界を作り出すんだなぁと、別世界に来た気分だった。
<2007年8月29日撮影 吹割渓谷の様子>
下流から登っていくと、まず最初に出合うのが「鱒飛の滝」。
そして『日本の滝100選』の中でも、川が割れているという珍しい形状の滝
「吹割の滝」が登場。
今回のページは、何度か足を運んでいる滝ではありますが、 あえて初訪問の時の写真のみ使用しました。 この滝....何度撮影しても、納得のいく写真が撮れないんっすよね....。 やはり滝は、落ちているものを下から撮影できないと、撮影が厳しいのかなぁ。
最後に2012年、真上から見下ろした写真を撮りたいってことで訪問したときの写真を。 振り返れば、群馬県の初めの一歩が、この滝で良かった。 (2014年8月5日 掲載) |