『日本の滝100選』の中で最も有名な滝が「華厳の滝」。 小学生のときに家族旅行で行っているのだが、大人になって滝を意識して訪問した順番では、 3つ目の『日本の滝100選』になる。 ＜2007年8月20日撮影＞ これぞ直瀑の代表というべき滝で、日光の代表格にもなっている名瀑である。 この滝を観瀑する場所は、いくつかあるが、どこから観瀑しても、形の良い直瀑として目に映るだろう。 進入禁止となっている滝壺からの観瀑は別として、それ以外で観瀑するのは3パターン。 まず、専用駐車場に停めて無料観瀑台からやや見下ろし気味に観瀑する方法。 ＜2010年10月26日撮影＞ これでも十分に、滝の豪快さが感じられる。 さらに有料エレベーターを利用して、滝の正面から眺める方法。 これが一番、滝の姿がしっかりと見れる場所かもしれない。有料のだけのことはある。 ＜2013年3月28日撮影＞ またこの場合、他にもいくつかの滝を見ることができる。 まず、「華厳の滝」の周りに流れる「十二滝」(これは無料観瀑台からでも見れる)。 そして「華厳の滝」の下流に落ちる「涅槃の滝」。 さらに、雪解けや大雨の後のみ、「華厳の滝」の下流の対岸の遥か高い場所を流れる「雨降り滝」。 ＜2013年3月28日撮影「涅槃の滝」＞ ＜2013年3月28日撮影「雨降り滝」＞ ...というように知っていれば、まとめて滝を見ることができるスポットだったりもする。 もう一つの観瀑ポイントは、いろは坂の登りの途中にある明智平からロープウィーに乗って行く観瀑ポイント。 ここからは「華厳の滝」の遠望のほか、右手に「白雲の滝」が遠望でき、大きな滝が二つ並んだ姿を見渡せる。 ＜2008年5月17日撮影「華厳の滝」と「白雲の滝」＞ どの季節に、どの場所から、どんな風に見えるのか。 観瀑の楽しみ方は人それぞれ、いろいろ試して見るもの良いかもしれない。 (2014年8月1日 掲載)