2015/9/19 滝直下
2015/9/19 前衛と「北精進ヶ滝」
2010/11/21「北精進ヶ滝」と「九段の滝」遠望
所在地 | 山梨県北杜市 | 落差:121m | 幅:***m |
初訪問日 | 2010/11/21 | 掲載写真撮影日 | 2010/11/21ほか |
難易度 | ◆◆◆◆◆登・沢 | 評価 | ★★★★★ |
『石空川渓谷』遊歩道は「北精進ヶ滝」の観瀑台まで徒歩40分ほど。
一般的にはここまでで、そこから「北精進ヶ滝」とその下に見える「九段の滝」を遠望することになる。
しかし、さらに進もうと思えばその先まで行くことができる。 観瀑台を降り、踏み跡を頼りに渓谷まで降りる。 降りきった場所の沢を渡って、少し上流へ行けば、すぐに「九段の滝」。 ここを上流に進まず、すこし下流に戻ったあたりの右岸にピンクテープ。 これを目印に大きく斜面を巻くことになる。 道は整備されてないため、前に行った人がつけたテープや踏み跡が頼り。 「九段の滝」の右岸を巻くルートではあるのだが、絶壁になっているため、 右岸に崖を大きくトラバースすることになり、しばらく急な山登りが続く、 ようやく下りになった後は、右手に崖を見ながら慎重に降りて再び川に降りる。 長靴でも行けないことは無いが、うまく場所を選ばないと行けないため、沢靴がおすすめ、 川に降りたあたりで、上部に「北精進ヶ滝」、その下流に何段かの無名滝があり、 ここを右岸から左岸に向かって進むと、上れそうなガレ場となる。 このガレ場を100m程上れば、ようやく目的の日本の滝100選「北精進ヶ滝」の滝壷に到着、 観瀑台から50分ほど。トータルで100分前後の時間を要し、やや危険も伴うが、 それに見合った121mの超名瀑。 絶壁から降り注ぐ落水の姿は圧巻。 水しぶきもが激しく、カメラを向ければあっという間にレンズが曇ってしまい 撮影位置が非常に難しい。 しかし、充分な達成感、満足感を得られる名瀑中の名瀑である。 |