大棚の滝(大棚)

所在地神奈川県山北町 落差:20m+10m 幅:8m
初訪問日2015/2/28 掲載写真撮影日2015/2/28
難易度◆◆◆◆◆ 評価★★★★ 登・踏・危

丹沢湖の西、浅瀬地区の通行止めゲートから世附川林道を歩いて100分ほどで『水の木橋』。 ここから案内に沿って本谷沿いを戻るように進むこと5分程度で「大棚滝の降り口」の案内。 この案内板からジグザグに踏み跡程度の山道を100mほど下ると滝に出合うことができる。 全行程で110分ほどの歩行が強いられ、さらに途中、林道は大規模な崖崩れ(2010年の台風の影響)があり、 それをロープを頼りに乗り越えたりなどの歩行となるので、単独での訪問は避けたほうが無難。
さて、滝は本谷の支流となる大棚沢の流れ込む部分が滝となっている。 全体で30mほどの落差をもち、主瀑は二条の流れを豪快に落とす姿。 その下流が渓流瀑のように何段かの斜瀑が連なっている。 滝の右手から、岩場を登れば、主瀑の真下まで行くこともでき、この滝の豪快な水しぶきを 感じることも可能である。 丹沢特有の名前『棚』がつけられた、丹沢を代表する名瀑の一つ。

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