刈寄の滝

車道からすぐの上段

沢歩きが必要な下段

所在地東京都あきる野市 落差:5m+12m 幅:2m
初訪問日2010/8/27 掲載写真撮影日2017/7/2
難易度◆◆◆◇◇ 踏・沢 評価★★

上下二段の滝で、それぞれの段のアプローチに仕方が異なる。
まず、お手軽に見ることができる上段であるが、 檜原街道の「小中野」交差点から戸倉地区へ向かい沢渡橋を渡る。 橋を渡ってすぐを左折し、あとは道なりに細い林道を進む。 少し進むと切通しがあるので、この付近に駐車。 滝は、この切通しのすぐ下流にあり、踏み跡もある。 踏み跡を進めばすぐに見ることができる。形状はやや幅のある小ぶりな姿。しっかりと滝淵もある。

下段を見るには、下流500m位の場所に堰があるので、その上流部で入渓。 あとはただ沢を登っていけば良い。 ところどころ深い場所や滑があるので、多少へつったりしながらの遡行になる。 たどり着くと広い淵をもった直瀑が流れ落ちているのが見える。 これが「刈寄の滝」の下段部となり、正直上段の部分とはまるで違う印象を受ける。 この下段部だけで12mほどの落差。 滝下に近づこうとしたが、滝壺はかなり深く、直下まで行くことはできず。 また滝壺に落ちている倒木が、味があると言えば味はあったが、邪魔といえば邪魔だった。

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