弁天滝

所在地群馬県渋川市 落差:15m 幅:4m
初訪問日2013/8/3 掲載写真撮影日2013/8/3
難易度◆◆◇◇◇ 評価★★★+

県道155号線から、沼尾川に沿う細い道に入って進む。 道はところどころダートで、ほどなくT字路に突き当たるので、ここを右折し、 さらに崖崩れの気になる林道を走行する。 1km以上進んだあたりで採石場が見え、ここに「弁天滝」の看板がある。 この看板の位置から7mほどの段瀑が見え、これを「弁天滝」として撮影してるHPも多い。 (自分も最初の訪問では、この滝が「弁天滝」だと思った)。 本当の「弁天滝」は、看板から見える滝のすぐ上流にあり、道からは見えない。 アプローチは、看板のある位置より林道を20mほど進むと、ガードレールの切れている部分があるので、 ここから強引に倒木や小石のゴロゴロしている斜面を降りる。 斜面を途中まで降りたら、林道から見えた7mの段瀑の左岸を巻く、かすかな踏み跡があるので、 ここを進むと、7mの段瀑のすぐ上に突如見事な直瀑が現れる。 林道から7mの段瀑を見たときに、その上流は山肌に挟まれていて見えず、 この踏み跡でその山肌の裏側に回り込むような感じになる。 見えた滝は見事な10m強の直瀑。上部に3m程度の小滝も見える。 踏み跡を辿って、滝の見える場所は崖上になり、眺めるようになるのだが、 この崖に頼りないロープが設置されていたので、慎重に崖を下ると滝壺まで行くことが可能。 完全に逆光になってしまうのだが、豪快な水量で降り注ぐ見ごたえある直瀑だった。

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