棚下不動の滝(雌滝)

2017/8/23 遠望

2018/5/20 滝壺から

所在地群馬県渋川市 落差:35m 幅:***m
初訪問日2007/9/29 掲載写真撮影日2017/8/23ほか
難易度◆◇◇◇◇ 評価★★

棚下不動の滝の雄滝へ向かう坂道の途中で振り返り、山の岩肌を眺めると全貌を見ることが可能。 ただし、ずいぶんと遠い場所にあるため、はっきりと撮影するのは難しい。 むき出しになった山の岩肌にある滝で、滝の近くに行くのは不可能かと思われる。 水がない状態になることも多く、写真のように、中央に一筋の落水が見えたのは幸運。 写真では小さく感じるが実際には40m弱もある巨瀑である。

一般的には遠望であるが、滝壺に行くこともできる。 アプローチは、駐車場から竹藪の中に突っ込む。 竹は、かなり古い竹で、掴んで支えにしようとしても折れてしまうレベル。 また、油断するとすでに折れている竹が体に刺さるので注意。 さらに竹は砂地に生えているので、非常に崩れやすい。 そんな状態の斜面を無理やり登っていく。 やがて7mくらいの滝が左下に見えるともう一息。 ここをうまく巻いて降りていくと「棚下不動の滝(雌滝)」の滝壺である。 時間は15分程度で辿り着くが、危険が多いで慎重に。
たどり着いた滝壺からの景色にびっくりする。 遠望で見える部分は上段のようで、下段では岩盤の色が黒に変わる。 上段の白っぽい岩を流れ落ちた水は一度、宙を落下し、 黒っぽい下段へと流れ落ちていた。 しかも下段の岩はアーチ状になっているため、 滝壺から見上げると、まるで洞穴から上部を眺めているかのような そんな写真を撮ることができる。

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