津室沢の滝 F1

滝壺より

トラバースの途中で上段部が見えるが、木々が邪魔

所在地群馬県沼田市 落差:25m 幅:***m
初訪問日2017/8/27 掲載写真撮影日2017/8/27
難易度◆◆◆◆◆ 登・沢 評価★★★

津室沢に入り込み最初の大きな滝で、特に名前はなくF1と呼ばれている滝。 落差は25mほどあり、沢が曲がった場所にあるために、ちょっと苦労しないと その姿をはっきりと見ることができない。
正面から見るには沢の出合いより、小滝の左岸を登っていく。 その後、90°奥にカーブした場所にこの滝があるのだが、 滝壺が深くて、回り込むのは非常に困難。 強引に全景が見える場所までへつって撮影した。

また一般には、「津室沢大滝」へは、この滝を大きく巻いて越えていくため、 巻いている最中に、はっきりその姿はとらえることができないので、 あえて、この滝の右岸の岩場をロープを使って登って行くことになってしまう。 岩も滑りやすいので慎重なアプローチが必要である。 滝は豪快に落ち、下部で吹き出すように折れる姿。 一番の流身部は右岸の陰に隠れてしまったが、分岐状に流れ落ちる箇所もあり かなりのスケールを感じることができる滝である。 林道のゲート、三重泉沢に下りて沢下り、平川を遡行して津室沢に入るという行程。 ここまでで約100分ほどの時間を要する。

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