2009/4/11 自然のままの姿
2016/3/13 岩壁が人工加工された姿
所在地 | 群馬県中之条町 | 落差:20m | 幅:10m |
初訪問日 | 2009/4/11 | 掲載写真撮影日 | 2009/4/11ほか |
難易度 | ◆◆◇◇◇ 踏 危 | 評価 | ★★★ |
旧六合村の国道292号線。六合村役場より南にある脇道に入り坂道を登る。
「太子(おおし)不動」の案内があるので、この案内を見逃さなければ、迷うことはない。
脇道を1km進むと右手に、今にも崖崩れしそうな形状の岩岩を上る階段と、太子不動がある。
この場所は道が広くなっていて、駐車が可能。
滝は、太子不動の階段を上るのではなく、道の左手にある。
まず、道の左手には川があり、太子不動の滝の上段部ともなる全長10mほどで
2段の渓流瀑が目に入る。これも立派な滝であるが、実は滝の本体はこのすぐ下流。
道からでは、ほとんど見えず、覗き込めば急な傾斜の崖のようになっている。
滝を正面から見るには、ガードレールを越えて、急斜面を木をつかみながら、慎重に降りなければならない。
滝は二股に分かれる大きな分岐瀑。落水の降りる傾斜の、ちょうど真ん中に突き出た岩がある。
突き出た岩は大きく、右手の落水を見れば、岩に隠されて左手が見えず、
左手の落水を見れば、右手の落水が見えない。
右手を落ちる滝は、水量は少ない。10mほどの傾斜を這うように、水が滴り落ちる形状。
分岐の左手の滝は、水量は多目。こちら側に落ち口の水が、大量に流れ込んでいるようだ。
岩形状は、右手の滝と比べて複雑。落水は途中で、中央の突き出た岩にあたり、曲がって
滑り落ちている。なお、道路から崖を降りると、水量の少ない右手の滝はすぐに観られるが、
左手の滝は、石を飛び越え川を渡り、反対岸から回り込まないと見えないので注意。 2016年の訪問では、滝の周辺の岩壁は完全に加工されてしまい。 滝以外は人工の趣が目立つ姿になってしまっていた。 |