所在地	茨城県日立市	落差：20m	幅：5m
初訪問日	2011/1/9	掲載写真撮影日	2011/1/9
難易度	◆◆◆◇◇ 沢	評価	★★★

県道36号線、赤澤不動滝より約300m手前に「夫婦滝」入口の鳥居があり､ 県道を挟んで向かい側の沢が陰作沢。 この沢に入り、約400m付近にある、陰作沢最大の落差20mほどの滝。 「玉簾の滝」にも似た面持ちで、黒岩の上を複雑に白水が流れ落ちる。 落ち口は左右二股の流れのように見える。 この滝、これだけの落差がありながら、近年まで知られていなかった滝で、 情報を頼りに探し当てた。 名称さえない滝の可能性があるのだが、落差も水量もあり、茨城県では名瀑の一つに数えられるほどの姿。 滝前の淵は深いが透明度もある。 またアプローチは、沢を歩き、下流の小滝を撮影したりすると30分くらいかかるが、 細い登山道を大滝だけ目指して歩けば10分強で辿り着く。 途中には炭坑の跡なのか、人工物があり、異様な雰囲気。